皆さん、こんにちは!
アートクレイ工房の吉原です。
第6回「アートクレイマーケット2022 冬」 厳選ピックアップ情報!!
をお届けします。
今回ピックアップするのはロウ付け関連教材です。
ロウ付けってなんだっけ
??
という方も多いと思いますので、簡単に説明すると
「母材よりも融点の低い「ロウ材」を溶かすことで母材同士を接合する技法」です。
ロウ付けが出来ると
•丸カンの切れ目を無くすことが出来る
•丸カンと石枠金具などのSVパーツ同士を強固に接合できる
•純銀リボン線やロイヤルシルバーレースの合わせ目を無くすことができる
などとても便利な技法です。
ロウ材は母材(ぼざい)となる金属に合わせて「金」、「銀」、「銅」などいくつか種類がありますが、
アートクレイマーケット2022冬でご紹介しているのは
「銀ロウ」です。
銀ロウは3分(さんぶ)、5分(ごぶ)、7分(ななぶ)と種類があり、
それぞれに融点(溶ける温度のこと)と銀の含有量が異なります。
※銀の融点は960℃近辺です
3分ロウ→融点780℃ 銀の含有量72%
5分ロウ→融点750℃ 銀の含有量70%
7分ロウ→融点720℃ 銀の含有量60%
1つの作品に何箇所かロウ付けする場合は融点の高い銀ロウから順番に使うようにしましょう!
今回販売している銀ロウは4cm×5cmの板です。
袋から出してしまうと見た目では何分の銀ロウか分からなくなるので、下の様に分けておくと便利です
アートクレイ工房では予め、ロウ切鋏(F-1916)で2~3mm程度にカットし、このように保管しています。
細かくカットするので
よく切れる金属用の鋏は必須ですよ~
最初は手間でもこの様に保管しておけば、すぐに作業に移れるのでおススメです
是非お試しください。