ミート・ザ・アーティスト ~駅前異文化交流 レポート~
2015年 08月 11日
アートクレイ工房の吉原です。
先日アートクレイ工房で行われた
「ミート・ザ・アーティスト ~駅前異文化交流 ポーランド編~」
の様子をお届けします!
今回、来房してもらったのはアナ・マゾンさん。
ポーランドの銀粘土作家です。
初来日のアナさん。なんと成田到着後、すぐに京都へ直行、
その後、奈良、大阪、兵庫、広島、山口、名古屋と
日本文化をどっぷりと吸収した長旅を経て、
最終日は東京・府中工房へお越し頂きました。

アナさんは、作品が海外の銀粘土関連冊子の表紙を飾ったりなど
大活躍をされている作家さんです。


遥々ポーランドから、とても繊細な造形の作品をお持ち頂きました。



ラウンジでアナさんがデッサンや作品と一緒にデザインの背景やコンセプトを説明。
地元ポーランドの自然やヨーロッパのおとぎ話、文化様式などが創造の源泉だそうです。
アナさんはどういう風にデザインを考えているんですか?の問いに
「森の中を歩きます」と一言。素敵ッ

シリンジを使って透かし模様を作っていると思いきや、
植物のツタのようなデザインはシリンジでなく、
全て粘土で制作されているという事実に、
参加者は皆驚愕。
海外担当皆川の「ちょっとやってみましょうか?」のお声掛けに、
「Ok, I can do it.」
特別に制作上のワンポイントアドバイスを実演して頂きました。

ポイントは粘土を何の上で伸ばすかという点と、指一本で伸ばす事。
そして粘土状態ですが、なんと磨きヘラが大活躍、、、
下敷きは色々試して頂きましたが、工房にあったモデリングシートがいい感じ。
とのこと。




最後は万国共通、感謝の拍手で終えました。


アナさん、素晴らしい作品、実演、有難うございました。
また日本に遊びに来て下さいね
