宮城・気仙沼にて
2011年 07月 26日
アートクレイ倶楽部事務局の坂です。
東北地区担当の私は、3月11日の震災後
『銀粘土でみんなのお役にたてないか』とずっと考えていました。
そんな中、被災地の子供たちを少しでも元気付けたいという思いで、
今回の復興イベントを手配された
La・Vague(ラヴァーグ)の学校長・松尾先生と宮島先生が
事務局にお声掛けくださったので、是非!ということで坂もご協力させていただきました。
当日の体験会は小泉小学校の体育館で開催されましたが、
学校付近にお住まいの親子50名が参加してくださいました。
小さくてほぼみえませんが・・・
真ん中で説明しているのが、ラヴァーグ・アニー先生です。

スタッフは、ラヴァーグ様の強力講師陣 6名と、
ご自身が被災されているにも関わらずお手伝いに来てくださった
宮城県会員 杉本先生です!

総勢50名の体験なので乾燥も3ヶ所にわけて・・・冷房も効かないドライヤーの前で、
ラヴァーグの先生方の動き、とてもすばやかったです!
(見とれてないで手伝わないとですね・・・)

子供達はほんと元気!
乾燥時間・焼成時間も元気いっぱいで遊んでました!

遊んだあとでも元気に磨いてます!

今回はこんなカワイイのを作ってもらいました。

完成したらみんなで記念写真!

感想文もこんなにかわいいのを書いてくれて…

スタッフ一同で感激しました!
子供達を元気にするために行ったつもりが、
逆にこちらが元気をもらっちゃいました。
最後に松尾先生がおっしゃっていた言葉、
『子供達が元気でいることが、大人(親)の一番の励みになるし嬉しい』
この言葉の意味を、今回の体験会では本当に強く感じました。
お声掛けくださった松尾先生、宮島先生、
一緒に対応させていただいた講師陣の皆様、
心より感謝しております。
ご自身も大変な時なのに、遠いところお手伝いに来てくださった杉本先生
本当にありがとうございました!
最後に、今回参加してくださった気仙沼の皆様、本当にありがとうございました。
体験会開催中にも震度5の地震がおきまして、
次の瞬間には子供達全員が机の下に隠れていました。
お母さんに『また津波くるの?』と聞いている子もいました。
それを見て、この子達には心が休まる時間・空間が必要だと強く感じました。
今回の銀粘土体験によって、
この子達の心が少しでも休まったり癒されたのであれば、とても嬉しいです。
また、このイベントをきっかけにこのような支援の流れが色々企画されることを祈っています。
長くなってすいませんが ◇補足です
撮影している体育館は高台にあったため被害は少ないですが、
50m先の小泉駅は今も跡形もない状態です。

帰りに南三陸町の方も通りましたが、
被災直後に見たニュース映像とさほどかわらない状態でした。

東北の地は4ヶ月経った今もこのような状態です。
この現状が少しでも伝わればと思い掲載しました。