新木目金が「宝石の四季」に掲載されました!
2011年 02月 28日

いよいよ「新木目金講座」の申込受付が開始されました。
初日から大変多くのお申込みをいただきました。
誠にありがとうございます。
さて、この新木目金ですが、本日発売の「宝石の四季」に記事が掲載されました!

「この新技法の誕生は、彫金界においても価値が高い」という内容です(すごい!)。
この新木目金がジュエリー業界でも期待される証しだと思います。
今回講座を受講されて、この技法を教室で教えていただける会員さんは、ホームページで案内する予定です。
一般の方々へどんどんPRしていきますので、どうぞご期待ください。
木目金は日本の伝統工芸ですが、今では海外でも普及しています。
Googleで「Mokume gane」と検索していただければ、米国の作家などの作品を見ることができます。面白いので、ぜひ見てください。
参考までにリンクを貼り付けておきます。
ジェームス・ビニオン氏(James Binnion)のウェブサイト
http://www.mokume-gane.com/
日本では、特に若い作家が木目金を取り入れたジュエリーをコンペに出品していることが顕著。
「技術習得の困難さ」や「同じものは2つと作れない」といった希少価値に着目しているのだと思います。
技術がすごすぎて、商品があまり販売されていない、出回っていないことも事実。
これが粘土で出来てしまうのですから、とてもすごいことなのです。
新木目金技法のポイントをチラ解説します。
この新木目金は、銀粘土と銅粘土を、ただ混ぜ合わせただけではないのです。
銅粘土は酸化しますので、普通に焼成したのでは銀粘土と一体化することはありません。
講座では、銅を酸化させない「還元焼成」という「炭」を使った焼成方法を詳しく紹介していきます。
しかし、ただ還元焼成しても、うまく行かないのです。
これをうまく行かせるために、2年掛かったといっても過言ではありません。
これ以上の詳細は講座の中でということで、宜しくお願いいたします。
新木目金は、アートクレイ倶楽部が満を持して発表する新技法。
銀粘土と銅粘土を組合せて別次元のジュエリーへ誘う、大袈裟でなく「伝統の始まり」だと思います。
テキストや補足テキストも完備されていますので、確実にワンランク上の技術を習得されたい方に、絶対お奨めの講座です。

ここで、私お気に入りのチラシに掲載されていないアレンジ作品をご紹介。
もっとご覧になりたい方は、アートクレイ倶楽部会員ページの「新木目金特設ページ」をご覧ください。
以上です!