“ペンラウンダー”大活躍 ☆ ペンダントレシピ
2010年 09月 10日
毎週金曜日恒例、【展示会・販売会にチャレンジ!キャンペーン】ブログ!
第5回目は、“ペンラウンダー”をPick up ♪
まずは、“ペンラウンダー”の使い方について、簡単にご説明いたします!
“ペンラウンダー”は、
切削用道具です。
と言っても、カッターのような「刃」はありません。
なので、「切る」というより、先端の金属部分で作品を「こする」ことで、
作品の表面を削っていきます。
また、先端がアーチ状になっているため、作品を均一な丸みに削ることができるという点が、
“ペンラウンダー”の魅力であり、特長です!
今回は、そんな“ペンラウンダー”の特長を生かした、
『ハートのペンダントレシピ』
を、ご紹介いたします!
それでは、レシピスタート
▼ ▼ ▼ ▼
1.銀粘土約6gでハートの土台となる部分を作ります。
指でつまむようにして、下側の形を整えます。
ある程度形を作ったら、スパチュラで切り込みを入れ、上側のふっくらした形を整えます。
2.出来るだけ軽くする為に、作品の裏面から、スパチュラで銀粘土を削り取ります(裏抜き)。
※裏抜きをすると、ペンダントを軽く仕上げることができます。また、銀粘土を節約できます。
ハートの形が崩れたら、再度形を整えましょう。
その後、乾燥させます。
3.銀粘土約4gを4mm厚にのばし、中心にストローで穴を開けます。
4.穴を開けた部分に合成石ハートカット7×7mmを埋め込み、スクレイパーで余分な部分をカットし、乾燥させます。
5.ヤスリで形を削り整えます。
さらに、ハートのふくらみとくびれの部分を、8Rのペンラウンダーで削り整えます。
6.4のパーツもヤスリで形を削り整えます。
その後、合成石の周りの銀粘土を、2Rのペンラウンダーで丸く整えます。
7.鉛筆で下書きをし、土台となる大きなハートを6のパーツの形に合わせて削ります。
2つのハートを写真のように組み合わせて、ペーストタイプでしっかり接着します。
8.鉛筆で下書きし、シリンジタイプで模様を描き、乾燥します。
9.乾燥後、4Rのペンラウンダーで模様の形を整えます。
(シリンジで描いた線の高さが低い場合は、2Rのペンラウンダーで整えましょう。)
10.裏側に差し丸カンをペーストタイプで2ヶ所につけ、乾燥後、焼成します。
11.鏡面にした後、いぶし仕上げをして・・・
完成です
“ペンラウンダー”は、活用の幅が広い道具です。
手元に置いておいて、作品の形状に合わせて使いやすい型を選びながら、いろいろ試してみると、おもしろいと思います。
細かいところも均一に削り整えられるので、作品のクオリティアップにも繋がります